ぜんそく。アロエは家庭の救急薬として理想的な常備薬とはいえますが、残念ながら万能薬ではありません。


アロエと健康

アロエと健康

TOP > ぜんそく
 スポンサードリンク

 ぜんそくは、気管支の収縮によっておこりますが、発作がおこると気管支が狭くなって、ゼイゼイとかヒューヒューというたいへん苦しそうな息をします。この原因はつかみにくく、多くはアレルギー性のものや精神的ストレスによる心因性のものが増えているといわれています。

 ぜんそくでは、アレルゲン(アレルギーを起こす魚や薬)をつきとめるのが難しいだけに、これといった医学的な治療法がありません。症状がひどいと、吸入薬やステロイド系の薬を使います。けれども、ステロイド系の薬は一時的な効果しかなく、しかも副作用があります。

 したがって、ぜんそくの治療は、長期的な取り組みになりますが、アレルギー性の体質改善につとめたり、ストレスに強い体づくりに励んでください。

 アロエは、アレルゲンを殺すというよりも、体質改善に効果を発揮し、また気管支の筋肉を支配する自律神経の働きを調節するので、外からの刺激を少なくして発作を軽くする効果もあります。
 アロエの使い方は、各自の好みで生食したり、しぼり汁を飲んだり、あるいは料理に利用するのもよいでしょう。効果はゆっくりあらわれてきますので、気長に、毎日少しずつ内用することを心がけてください。
 幼児の場合、1日の内用の目安は、ゼリー状で約5グラムです。これを1日3回に分けて、すりおろしたものを水で薄めたり、ジュースに加えたりして小さじ1杯分ずつ飲ませてあげてください。
 また、ぜんそくの発作は気圧の変化に左右されるといわれていますので、天候のかわりやすい日の外出はできるだけ控えることも大事です。

スポンサードリンク


【 ポイント 】
生食やしぼり汁を飲む。
料理に利用する。
長期間の内用が大事。



◆◇◆ アロエの雑学豆知識 ◆◇◆

 アロエはユリ科に属する多年草で、アフリカの地中海沿岸が原産と言われています。アロエとはヘブライ語で”苦い”という意味で、その歴史は古く、紀元前から薬草として知られていました。
 アロエが薬草として使われていたという最も古い記録は、古代エジプトのミイラのひざのあいだに置かれていたパピルスです。これによるとアロエは、センナなどとならんで下剤として用いられ、また眼病にも使われた薬効のある貴重な植物としるされています。
 さらにアレキサンダー大王は、大遠征の際に負傷兵の治療にアロエを用いて効果をあげ、それをきっかけにアロエの栽培をはじめたとも言われています。
 いずれにしてもアロエが古代より薬草として使われていたことはたしかで、やがて紀元前1世紀には、ローマのディオスコリディスが『ギリシャ本草』のなかで、アロエの薬効を書きしるしています。それによると性器の病気、痔、黄疸、胃の洗浄作用、打撲、おでき、さらに目の洗浄にもなる万能薬であるとしています。
 その後、アロエの薬効はヨーロッパにも広く認められ、十二世紀にはドイツ薬局方にも収載されるようになりました。
 さて、日本にいつアロエが伝えられたのかについては、鎌倉時代とか室町時代とかいわれ、定かではありませんが、江戸時代には貝原益軒が『大和本草』のなかで、「その味苦く臭くして、気味ともにはなはだしく苦きゆえに虫を殺す」しるしています。
 当時、蘆薈(ろかい)と呼ばれたアロエは、その名から中国から伝えられたものだと言われています。中国では『開宝本草』にしるされているところから、八世紀ごろには、民間薬として普及していたと考えられます。
 日本に伝えられたアロエは、九州や伊豆、四国などの山野に自生し、地方によっては、”医者いらず”として重宝がられていました。しかし、アロエが薬用植物として広く栽培されるようになったのは戦後でした。
 現在では、各地、ことに暖地で観賞用として、また民間薬として栽培され、薬効が穏やかで副作用が少ないことから、多くの人々に愛用されています。


アロエと健康 〜TOP〜
生葉をかじる
おろし汁にする
粉末にする
生葉を煎じる
液汁をつける
生葉を張る
アロエ酒
アロエ茶
蜂みつ漬け
料理
動物や植物
風邪
やけど
切り傷、すり傷
打ち身、捻挫
おでき
うおのめ
虫刺され
あせも
湿疹
あかぎれ、しもやけ
歯痛、歯槽膿漏
口内炎
乗り物酔い
二日酔い
便秘
膀胱炎
胃腸病
頭痛
ぜんそく
冷え性
肩こり
水虫
マッサージ
パック
トリートメント
入浴
しみ、そばかす
日焼け対策
プロフィール
リンク集
参考文献




Copyright(C) アロエと健康 All Rights Reserved