肩こり。アロエは家庭の救急薬として理想的な常備薬とはいえますが、残念ながら万能薬ではありません。


アロエと健康

アロエと健康

TOP > 肩こり
 スポンサードリンク

 肩こりは、首から肩、背中にかけての筋肉がかたくなり、ひどいときには痛みを覚える不快な症状です。

 原因には、目の疲れによるものや内臓からくるものもありますが、最も多いのは、首や肩の筋肉が弱いうえに悪い姿勢を長時間とったため頭と腕の重みが常に肩にかかるためにおこるのです。

 つまり、特定の筋肉が緊張を強いられたため、血流が悪くなり疲労素がたまった状態なのです。
 このような場合は、軽い炎症をおこしているケースがほとんどなので、炎症をとり除き、血流をよくしてやることが必要です。

 そこで、アロエ湿布と温湿布をミックスした湿布法を行い、湿布によって炎症をおさえ、温湿布によって血行を促します。
 きれいに洗ってすりおろしたアロエに水を少し加えて、火にかけます。人肌よりややあたたまったところで火からおろし、数枚重ねたガーゼか手ぬぐいにあたためたアロエ汁を含ませます。これを肩の患部にあてて固定します。そして、それが乾いてきたら、再びアロエ汁を含ませ、症状が軽くなるまでアロエの温湿布を繰り返します。
 アロエ湿布は、アロエ軟膏を塗ったり、アロエのしぼり汁と小麦粉を練りあわせ、ガーゼや木綿などの布に伸ばして湿布してください。
 これらの方法は、体操や入浴で肩の筋肉をほぐしてから行なうと、効果が倍増します。

スポンサードリンク


【 ポイント 】
おろし汁に水を加え、火にかける。
人肌よりあたたまったら、湿布用に準備した布に含ませる。
肩の患部にあてて温湿布する。これを繰り返して症状をとる。
しぼり汁と小麦粉を練りあわせた湿布を併用するとよい。
アロエ軟膏を直接塗るのもよい。



◆◇◆ アロエの雑学豆知識 ◆◇◆

 アロエはユリ科に属する多年草で、アフリカの地中海沿岸が原産と言われています。アロエとはヘブライ語で”苦い”という意味で、その歴史は古く、紀元前から薬草として知られていました。
 アロエが薬草として使われていたという最も古い記録は、古代エジプトのミイラのひざのあいだに置かれていたパピルスです。これによるとアロエは、センナなどとならんで下剤として用いられ、また眼病にも使われた薬効のある貴重な植物としるされています。
 さらにアレキサンダー大王は、大遠征の際に負傷兵の治療にアロエを用いて効果をあげ、それをきっかけにアロエの栽培をはじめたとも言われています。
 いずれにしてもアロエが古代より薬草として使われていたことはたしかで、やがて紀元前1世紀には、ローマのディオスコリディスが『ギリシャ本草』のなかで、アロエの薬効を書きしるしています。それによると性器の病気、痔、黄疸、胃の洗浄作用、打撲、おでき、さらに目の洗浄にもなる万能薬であるとしています。
 その後、アロエの薬効はヨーロッパにも広く認められ、十二世紀にはドイツ薬局方にも収載されるようになりました。
 さて、日本にいつアロエが伝えられたのかについては、鎌倉時代とか室町時代とかいわれ、定かではありませんが、江戸時代には貝原益軒が『大和本草』のなかで、「その味苦く臭くして、気味ともにはなはだしく苦きゆえに虫を殺す」しるしています。
 当時、蘆薈(ろかい)と呼ばれたアロエは、その名から中国から伝えられたものだと言われています。中国では『開宝本草』にしるされているところから、八世紀ごろには、民間薬として普及していたと考えられます。
 日本に伝えられたアロエは、九州や伊豆、四国などの山野に自生し、地方によっては、”医者いらず”として重宝がられていました。しかし、アロエが薬用植物として広く栽培されるようになったのは戦後でした。
 現在では、各地、ことに暖地で観賞用として、また民間薬として栽培され、薬効が穏やかで副作用が少ないことから、多くの人々に愛用されています。


アロエと健康 〜TOP〜
生葉をかじる
おろし汁にする
粉末にする
生葉を煎じる
液汁をつける
生葉を張る
アロエ酒
アロエ茶
蜂みつ漬け
料理
動物や植物
風邪
やけど
切り傷、すり傷
打ち身、捻挫
おでき
うおのめ
虫刺され
あせも
湿疹
あかぎれ、しもやけ
歯痛、歯槽膿漏
口内炎
乗り物酔い
二日酔い
便秘
膀胱炎
胃腸病
頭痛
ぜんそく
冷え性
肩こり
水虫
マッサージ
パック
トリートメント
入浴
しみ、そばかす
日焼け対策
プロフィール
リンク集
参考文献




Copyright(C) アロエと健康 All Rights Reserved